いきなりの空港一泊
初めて外国に行く飛行機のチケットが成田から、ベトナムのホーチミンにいくのに、なぜかマレーシアのクアラルンプール経由。
さらーに言うと、クアラルンプールで10時間くらい、飛行機を待つ時間があったのです。
夕方くらいに成田を出て、深夜にクアラルンプールに付き、次の日の早朝の飛行機でベトナムです。
相談の結果、町中には出ないことにしました。
夕方なので、そこに間に合うように電車で待ち合わせ、成田空港ヘ向かいました。
預け入れ荷物に荷物を預けましたが、無知な私は、預け入れ荷物の中にパスポートを入れっぱなしにするところでした。
係員の人の確認でうわっとなって、パスポートを取り出した記憶があります。
初めての出国検査を終え、「俺はもう日本にはいない」的な、今思うとはずかしいセリフを友達と話していました。
何もすることなんてありませんが、記念撮影をしたりするうちに、たちまち出発時間。
飛行機に乗ると、マレーシア航空だったので、スチュワーデスがマレーシア人の方で、民族衣装っぽいのを着ていて、ああ、外国やん、もう、とちょっと思いました。
飛行機は、成田から8時間くらいだったと思います。
色々友達と喋ったりしていましたが、最終的には飽きてしりとり、という伝統的遊びをしていたのを覚えています。
マレーシア着きました。でも完全なトランジットという道を選んだので、パスポートのチェックは行われません。空港で軽い休憩ポイントを探しました。
椅子があって、人が少なめなところ。
そこで5,6時間過ごすことになるのです。重要です。
軽く野宿っぽい感じになるのですが、なにしろ、初めての外国です。
めっちゃテンション上がってます。
寝るどころの騒ぎじゃあありません。
荷物をおいて、休憩もしましたけど、歩いていろんなところに行きました。
空港なので流石に深夜でも空いている店はあるのです。
店どころか、トイレですら物珍しく、めっちゃ見まくった記憶があります。
マレーシアの国境はイスラム教でイスラム教の方が多いのですが、女性はスカーフで頭を覆っています。
あー、本当に外国に来たんだなあ、とベタに思いました
周りに日本人も、日本語もほとんどありません。
しっかし深夜、疲れてきますよね。大学生でも。
腹減るんですよ。大学生だから。
機内で飯は出たとはいえ。若いっていいですね。
はい。友達はちょい寝てます。
お買い物チャレーンジ!自然と両替チャレーンジが発生。
両替所は発見していました。
そこまで歩いて行きます。
っが!!なんて話しかければいいんだろうか?
両替所の前を、2,3回ウロウロして、英作文をしていました。
1000円札を握りしめ、うおおおおお!と気合入れて両替所の前に着きました。
「・・・シアりんぎっと?」
え、なんか言ってる、おいおい、なになに?
「マレーシアリンギット?」
おお、聞き取れました。マレーシアの金に両替でいいのか?と聞いているにちがいありません。
「イェス」
なんかの紙にシャカシャカサインして、両替完了
。。。。結果英作文は無駄でした。
そりゃそうです。お金持って両替所の前に立てば、やりたいことはひとつですよ。
言葉が話せなくても、話さなくてもわかりますよね。
こうして、少しばかりのお金を手にしました。
ここでも、見慣れぬお金を手にして思いました。
「外国に来たんだなあ」
思いまくっています。。。